八丁座
https://johakyu.co.jp/
<東京夫婦善哉>
6月7日(金)公開
場所 広島市中区胡町6-26 福屋八丁堀本店8F
予告映像
これは猫と夫婦の物語
稔さん73歳 弥生さん72歳
四十数年来のご近所友達が作った団塊世代ドキュメンタリー
百組の夫婦がいれば、
百の幸せのカタチがあり、
百の葛藤があり苦悩があり、
百の物語があるのではないでしょうか。
この映画は、長年連れ添った夫婦が、
伴侶の病によって歴史を閉じようとする時、
どう寄り添うかを問いかけます。
そして独りになった時
どう生きていけばいいのか、
夫婦の幸せって何だろうと問いかけます。
二人が知り合ったのは1960年代、学園紛争の真っただ中
二人は、社会を変えたいと夢中で闘っていた。
その後、稔さんは都庁に就職するも解雇され友人の下宿に居候。
弥生さんはスペインに留学し、稔さんを呼びよせて
マドリッドで結婚
帰国後 稔さんは職を転々とし、工場勤務で身体をこわし、
弥生さんと共にヨガ道場に入門。
ヨガ講師、太極拳指導員を経て、気功に出会う。
長男亮くん誕生。
それから四十数年後
稔さんは気功家になり、気功養生学研究会を主宰。
弥生さんはスペイン語翻訳家として活躍。子ども達は独立し
二人はネコと三人暮らし。
ネコ中心の平和な生活が続いていましたが、
稔さんにスキルス胃がん発覚、3〜6か月の余命宣告を受けた。
だが稔さんは3か月もしないうちに旅立った。
稔さんが荼毘に付された日
ネコのチャロがお骨の前に座り、離れなくなった。
その姿は、まるで稔さんの魂がチャロに
乗り移ったかのようにもみえた。
弥生さんとチャロの二人ボッチの生活が始まった。
スタッフ
監督 藤澤 勇夫 (岩手県釜石市出身)
『バイバイラブ』 脚本・監督・製作
『純がくれた命』 文部大臣優秀賞
『こころみ学園物語』 ギャラクシー賞選奨
映画『からっ風が知っている』未公開
映画『いのちの林檎』など
プロデューサー 馬場 民子 (広島県呉市出身)
ラジオ・テレビドラマ、アニメの脚本を経て
藤澤勇夫と共に
情報番組・ドキュメンタリーを製作
映画『からっ風が知っている』製作・構成
映画『いのちの林檎』など
本作ではナレーションも受け持つ
撮影 大久保 博恵
少年サッカーの監督 現場を走り回る
編集 熱海 鋼一
編集人生60年の猛者
『くじらびと』日本映画批評家大賞
『永遠なる武道』マイアミ国際映画祭最優秀編集賞
『奈緒ちゃん』『いのちの林檎』など
著作『ジョンフォードをしらないなんて』
テーマ音楽 小泉 清人 (http://kiyohitokoizumi.catfood.jp/)
ジャズギタリスト・ウエスモンゴメリーを
師と仰ぎ、お墓参りにも行った。
映画の主役弥生さんの実弟
続木 力
ジャズハーモニカの第一人者
谷川賢作とのデュオ「パリャーソ」
小泉清人とのデュオで人気
音響デザイン 金田 智子
『ボケますからよろしくお願いします』
『プージェ』
『ココロの通訳者たち』など、
ドキュメンタリー映画の話題作を手掛ける
監督補佐 吉崎 元
方向音痴の監督を支える父親的な存在